NEW★居酒屋 舞 本村さん バックナンバー

第12回 居酒屋 舞 本村さん

あなたがランナーに選ばれたら、このコーナーであなたを紹介いたします。次のランナーはあなたが読者に紹介したい人物またはあなた自身が会ってみたい方へバトンを渡します。(糟屋郡在住もしくは通勤者)
 ※このコーナーは糟屋郡内の交流を促進することが目的です。
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居酒屋舞10

かすやリレートーク【第12回】

居酒屋 舞
大将 本村 善久さんご家族

つい先日までは梅雨を感じさせない晴天が続いたというのに、取材日はあいにくの大雨。
約束の日曜日8時にお伺いする頃には土砂降り!!

にもかかわらず、お店のドアを開けると、満席ではないですか!?
大将も奥さんも慌しくされています。・・・今日の取材改めたほうがいいのではないか、と思ったのもつかの間、
その忙しい合間に私に優しい笑顔で「すみません、お時間大丈夫ですか?」と奥さんが声をかけてくださいました。
そしてすーっとお茶がでてきました。

むむっ!この気配りは半端じゃない!と私の心のセンサーが敏感に反応。
ここはインタビューせずにお客さんと大将、奥さんのやりとりをじっくり拝見させてもらおうと観察モードに切り替えた。


店内をよく見ると小さい子どもを連れた家族連れが多いことに気づく。
またテーブルに積まれたお皿を見ると、そのお客さんが長く滞在されているということも発見した。
なるほど!このお店は気兼ねなく、ゆっくりくつろぐことができるとても居心地のいいお店なんだ。

待ちぼうけをくらっている私を気遣って、忙しいであろう大将がフライパン片手に私に初めて声をかけてくださった。
見た目、とっても怖そう。一瞬身震いしたのがばれてしまってないかドキドキする私。
でも大将は私の意に反して、とてもやさしい声で「すみません。バタバタしてて。」とひとこと。
実は大将も奥さん同様、とても気配り心配りの上手な方なのだ。
すーっと心が楽になった私は、「店内のお写真撮らせていただいてもよろしいですか?」と言うと
「お客さんにはOKとってありますので、ぜひお願いします!」と返事が返ってきた。

カメラを持った私はさっそくお客さんに声をかける。
するとお客さんも快く承諾していただいた。まるでお客さんというよりは大将の親戚か家族のよう。
おいしいお酒と食事で店内はさらににぎわってきた。

ひと段落ついて、やっとインタビューの時間。すると裏口が開き、とてもかわいい女の子が入ってきた。
大将が「あ、あれうちのオーナー♪」先ほどまでやさしいものの、仕事モードだった表情から一転、
全身の筋肉が重力に逆らえないほど下に落ちたなんともいえない笑顔を見せた。


「え?オーナー??娘さんですか?」

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このお店をはじめたきっかけは知人のすすめ。もともと焼き鳥屋さんをしていたお店を引きつがないか?と持ちかけられた。
それは愛娘、舞ちゃんが小学校5年生の頃。
確かになにか始めたいと思っていたが、お店を始めてしまうと、舞ちゃんが夜1人になってしまう。
後数年、せめて舞ちゃんが中学生になるまで待って欲しいと、頭を下げた。

そして舞ちゃんが中学になる頃、再びお店をする話を相談すると、「やってみたら?」とあっさり承諾された。
しかし心配も多いので、お店の近くにアパートを借り、一時家族みんなそこで暮らすことにした。
舞ちゃんのことをとても心配していたが、当の本人は割とけろっとしている。
学校が終わって、そのままお店に入り、第二の我が家のように過ごしていたのだ。
あれから3年。小さかった舞ちゃんもすっかり高校生らしく成長した。
お店が忙しい時には父母を手伝い、ビールもちょうどいい泡加減でお客さんへ差し出す。
「かわいい子からもらうビールは旨い!」とお客さんからの評判も上々。

お店を始めたころは、やってみれば?なんて軽く言ったけど、実際は大変そう。
お店を手伝うことは嫌じゃない。お客さんとの会話も楽しいと舞ちゃん。

お店を始めてからはおでかけもぐんと減った。今行きたいところは?と聞くと
「ユニバーサルスタジオ。」と返事が返ってきた。

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実は大将の本村さんの本業は運送屋さんのオーナー。
今でも朝6時に起きて、トラックを運転し、配送している。とてもパワフルで頑張り屋。
飲食業はまったくの素人。すべてが手探り。メニューは主婦歴の長い奥さんが担当。

「たくさんのメニューが生まれ、消えていったものもあるけれど、
お客さんにはもつ鍋が旨いと言っていただいてます!」

夏でもオーダーされる人気の看板メニューだそう。

オープン数ヶ月は奥さんのお母さんがお手伝いに来てくれてなんとか乗り切ることができた。
狭い厨房だから忙しいときは洗い物が一気に片付かないのが難点。

それでも苦労という苦労はしてないねぇと大将。


「実際この不況でも大変は大変だけど、なんとかやってるしなぁ。
お客さんに困らされたことがなくってね。本当にみんなとてもいいお客さんだよ。」


きっと大らかな奥さんと気の優しい大将に惚れて来てるんですよ。と言うと、
「いや~~ソフトバンクホークスが勝てば、生ビールが半額やからね!」と笑顔で奥さん。

大将と奥さんの人柄なくしては、この不況を乗り越えることはできないと思った。
外は更に激しく雨が屋根をたたき付けているが、居酒屋舞では家族連れやご近所さん同士の交流、出会いが楽しく繰り広げられていた。

 

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◎インタビューを終えて
今年55歳の大将。一人娘の舞ちゃんにベタぼれ。。舞ちゃんの話になると声のトーンは上がり、目じりは下がりっぱなし。
舞ちゃんもお父さん大好きとのこと。家族思いの仕事人間。大将!ますますお仕事頑張れますね!

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居酒屋 舞
須恵町新原297
TEL:092-933-5105 FAX:092-692-8238
 

定休日:月曜
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◎次はあなたかも?!