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新茶の季節です。-かおり園のお茶

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今日は、かおり園のお茶のご紹介です。かおり園では主に鹿児島産のお茶を取り扱われています。その理由は、「美味しいお茶を、できるだけ安く提供できるから」だそうです。だけど、福岡の八女茶、佐賀の嬉野茶、京都の宇治茶などに比べて、鹿児島のお茶ってあまり聞いたことが無いですよね?

 

鹿児島県は全国2位のお茶の産地

あまり知られていないのですが、鹿児島県は、静岡に次いで全国2番目のお茶の産地です。静岡が全国の4割、鹿児島は全国の3割のお茶を生産しています。実にこの2県だけで、全国の7割のお茶を生産していたんですね。1950年ごろからお茶の生産が増えた鹿児島県ですが、以前は「お茶を淹れると桜島の火山灰が湯呑の底にたまっている」などと言われて、市場の評価も低かったそうです。生産・加工技術の進歩で、現在では灰が残ることなどはもちろんありません。最近でこそ、知覧茶の名前がよく聞かれるようになりましたが、あまり有名ブランドのお茶が無かったので、逆に良い品質のお茶が安く手に入るそうなのです。また、有名なお茶の産地が、鹿児島産のお茶を産地偽装してブレンドしていたことが全国ニュースになりました。有名産地の評価は下がりましたが、逆に鹿児島産のお茶は「有名産地のお茶と比較してもそん色ない」と、評価が高まったそうです。

 

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色を楽しむか、香りを楽しむか。

最近は、色が良く出る深蒸し茶の人気が高いそうです。香りと味を楽しむなら、煎茶がおすすめとのこと。深蒸し茶は美しい緑が濃く出るように、収穫後の加工の段階で蒸す時間が長い(深蒸し)ので、その分味と香りと味は抑えめになってしまうそうです。また、深蒸し茶は色が思ったより濃く出るので、お茶の葉の量を少なく急須にいれてしも大丈夫と思ってしまい、お茶本来の味を楽しめない傾向にあるそうです。初めてかおり園に行かれる方は、煎茶を飲んでみてください。お茶を淹れ慣れてない人は、店長の黒土さんにアドバイスしてくれますよ。きっと普段のお茶とは違った新しい美味しさを発見できるはずです。

 

また、小さい子供さんなどは、ペットボトルのお茶のことを緑茶と思っている人もいるそうです。「本当のお茶の味をしってほしいなぁ」と店長の黒土さん。烏龍茶などは、まさにペットボトルだったり、居酒屋やレストランで冷たいグラスで出てくるものとして定着してますよね。是非、お子様にも本物の緑茶を(^^)/

 

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お店の情報

店名 銘茶 かおり園
TEL 092-976-1759
住所 〒811-2501 糟屋郡久山町大字久原2543
交通 イコバス中久原バス停下車徒歩3分  久原本家久山本店の手前300メートル
営業時間 9:00~19:00
定休日 日曜・祝日
ホームページ http://www.kaorien.jp/
駐車場 有り 店舗向いにあります。停車中の車の前に停めてください。
備考

お店の場所

※情報は取材時の内容で、最新の情報と異なる場合があります。必ず事前にご確 認ください。
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